「子どもの歯磨きっていつから始めればいいの?」
「フッ素って本当に必要なの?」
「乳歯はいずれ生え変わるから、虫歯になっても大丈夫?」
このように、お子さんの虫歯予防について疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、虫歯予防は歯が生え始めたときからスタートすることが大切です。
今回は、お子さんの大切な歯を守るために知っておきたい虫歯予防とフッ素についてお話し致します!
目次
■子どもの虫歯予防はいつから?
「まだ歯が少ないから、歯磨きはもう少し先でいいかな」と思っていませんか?
乳歯は一般的に生後6~9か月頃から生え始めます。
歯が生えてきたら、少しずつお口のケアを始めていきましょう!
最初から上手に歯磨きをする必要はありません。
まずは歯ブラシを口に入れることに慣れてもらい、歯が増えてきたら保護者の方が仕上げ磨きをしてあげることが大切です!
とくに小さなお子さんは、自分で歯をきれいに磨くことがまだ難しいため、大人の仕上げ磨きで磨き残しを減らしてあげることが虫歯予防につながります。
また、奥歯の溝や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目は磨き残しが多くなりやすい場所なので仕上げ磨きでしっかりチェックしていきましょう。
歯ブラシだけでは、どんなに丁寧に歯磨きをしても、歯と歯の間などの汚れを十分に落とすことは難しいです。
そこでおすすめなのがデンタルフロスです!歯ブラシとフロスを併用することで、歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れもしっかり取り除くことができます。とくに、歯と歯の間が狭いお子さんにはフロスを取り入れたケアがおすすめです!
■なぜ子どもの歯は虫歯になりやすいの?
乳歯は大人の歯に比べて、歯の表面にあるエナメル質が薄く虫歯が進行しやすいです。
また、お子さんは自分で歯をきれいに磨くことがまだ難しく、磨き残しが多くなりやすいため、奥歯の溝や歯と歯の間は汚れが残りやすく、虫歯になりやすい場所です。
「乳歯は生え変わるから虫歯になっても大丈夫」と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし乳歯は、食事をするだけではなく永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを保つ役割もあります。
そのため、乳歯のうちからしっかりと虫歯を予防することが大切です。
■フッ素とは?
虫歯予防について調べると、「フッ素」という言葉がでてくると思います。
フッ素には、歯の表面を強くする・虫歯になりかかった歯を修復を助ける・虫歯の原因となる酸の働きを抑えるなど、虫歯を予防するための大切な働きがあります。
とくに、歯が生えたばかりの歯は十分に成熟していないため、フッ素を上手に活用することが虫歯予防につながります!
フッ素を継続的に使用することで、歯の表面を酸に負けにくくし、虫歯になりにくい強い歯をつくる事ができます。
■毎日の歯磨きにフッ素を取り入れましょう
フッ素は、歯科医院で塗ってもらうだけではありません。
普段使用しているフッ素配合歯磨剤を毎日の歯磨きに取り入れることも、虫歯予防につながります。
現在の推奨では、
歯が生えてから2歳頃までは1000ppmを「米粒程度」
3~5歳では1000ppmを「グリーンピース程度」
6歳以上では1500ppmを「歯ブラシ全体」
たまに使うのではなく毎日の歯磨きで継続して使用することが大切です!
3歳まではジェルタイプのフッ素配合歯磨剤、うがいができるようになった3歳以上ではフッ素洗口をおすすめしています。
歯磨き後は、フッ素を口の中に残すために余分な歯磨剤を吐き出すだけが推奨されています。もし気になる方は、少しの水で軽くうがいする程度がおすすめです。
■歯科医院でのフッ素塗布
ご自宅での歯磨きに加えて、歯科医院で定期的にお口の中をチェックしてもらうことも大切です。
歯科医院では、虫歯のチェックだけではなく、歯磨きの方法や仕上げ磨きのポイントをお伝えしています。
また、フッ素塗布で予防処置を行います。
とくに、生えたばかりの乳歯や永久歯は虫歯になりやすいため早いうちから予防していくことが大切です!
虫歯なしで育つためには3歳までに歯科医院へ検診に行きましょう。
お子さんの大切な歯を守るために、虫歯予防は虫歯になってから治療するのではなく、虫歯にならないように予防することがとても大切です!
「まだ小さいから歯医者さんは早いかな?」と思わず、歯が生えてきたら少しずつお口のケアを始めてみましょう。
毎日の歯磨き、仕上げ磨き、フッ素の利用、そして定期的な歯科医院でのチェック。
この4つの習慣を身につけることで、お子さんが将来も健康な歯で過ごすための一歩につながります。ご家庭でできることを少しずつ取り入れながら、大切な歯を一緒に守っていきましょう!
摂津市・千里丘の歯医者
エル歯科クリニック千里丘・矯正歯科
院長 負門直樹