こんにちは、エル歯科クリニック千里丘 院長の負門(オイカド)です!
マウスピース矯正(インビザライン)は従来のワイヤー矯正と少し違った注意点がいくつかあります。
ワイヤー矯正の場合一般的に約1ヶ月に1度御来院頂き、私たち歯科医師がワイヤーを交換することで歯が動いていきます。
つまりは、基本患者様が何かご自身でやることは少ない治療です。
しかし、マウスピース矯正(インビザライン)の場合、患者様ご自身での管理がとても重要になってきます。
取り外しができる特性上、使用しないと歯は動かないか後戻りしてきます。
今回は治療を行なっていく上での、注意事項について話していきたいと思います。
マウスピース矯正のご使用上の注意事項
①1日20時間以上は装着してください。
当院の場合指導では22時間の使用を推奨していますが、最低20時間はマウスピースを装着しないと歯が動きません。
もし、重要な予定があり使用時間が少なくなった場合は、無理に次のマウスピースに進まずに装着日数を増やすのも効果的な方法です。
1枚あたりのマウスピースの使用期間は一般的には1週間〜10日です。
②新しいマウスピースを装着する場合はアライナーチューイを咬んで装着してください。
アライナーチューイとは、下記画像で示すような硬いロール上のシリコンゴムになります。装着して2、3日の間は新しいマウスピースは歯との間にやや隙間があります。
シリコンゴムを装着時に、2、3回咬むことでマウスピースが歯にフィットしていきます。
③加速度装置の使用の有無
加速度装置と呼ばれる矯正治療の進行スピードを促す装置があります。この装置についての詳しい内容は後日にブログでアップ使用と思います。
当院で使用している加速度装置はオルソパルスと呼ばれる装置です。この装置を使用している方は1枚あたりのマウスピースの装着時間が半分になり、矯正期間の短縮にもなります。(1枚あたり3〜4日で交換)
④マウスピース装着時の飲食について
マウスピース装着時飲食はお控え頂き、外して食事してください。
ただし、水やお茶であれば問題ありません。
⑤痛みについて
新しいマウスピースを交換して2〜3日は痛みが出る場合があります。
あまりに強い痛みがある場合は歯科医師にご相談下さい。
⑥古いマウスピースの保管について
新しいマウスピースに交換しても1つ前の古いマウスピースは保管しておいて下さい。
理由はもしマウスピースの破損や紛失があった場合、新しいものが作られる間1つ前のマウスピースを装着して頂いて対応することが多いからです。
⑦お手入れ方法
歯ブラシを使用して水洗いして下さい。その際研磨剤の入った歯磨き粉は使用しないで下さい。
傷がついて雑菌が繁殖する原因となります。
汚れが気になる場合は洗浄剤で洗浄しても構いません。
以上が基本的なマウスピース(インビザライン)のご使用上の注意点になります。
これからも、患者様にお役に立てる情報をブログに掲載していきたいと思います。
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院長 負門 直樹
・大阪SJCD会員
・NHK会員
・GPO会員
・i6会員 ・CIAO会員
・FSC副会長 ・AXIS会長
・日本口腔インプラント学会会員
・日本歯周病学会会員
・日本顎咬合学会会員(認定医)
・日本小児口腔発達学会
・インビザライン認定医