こんにちは、エル歯科クリニック千里丘
院長の負門(オイカド)です🦷✨
いつもブログを読んで頂きありがとうございます!
歯医者さんが顕微鏡を覗きながら、治療をしている風景をみたことがあるでしょうか?
何が、どんなふうに見えているのでしょうか?
あの機械はマイクロスコープと言い、歯の中の細い神経の管を見る時に使用します👀
歯科医師の仕事はとても繊細で、特に歯の中の神経治療は複雑で細かな治療が必要になってきます。
虫歯が大きく神経をとる必要がある場合、神経の管に菌が入らないように治療を行っていくのですが、口の中は雑菌が多く普通にお掃除するだけでは、唾液が神経の管に入ってしまい菌の感染を起こしてしまう恐れがあります。
細菌が神経の管に残っていると、被せ物を入れて数年後歯の痛みが出て再治療になる場合があります。
再治療を少なくする重要なポイントを本日は書いていこうと思います。
精密根管治療を成功させる2つのポイント
1 ラバーダムの使用
根管治療で最も重要なことは歯の周りにラバーダムと呼ばれるゴム状のシートを装着することです。
これを使用することで、菌が神経の管の中に入ってしまう可能性を下げることができます。
日本の保険治療では、ラバーダムを使用していない医院が多いことが実情としてあります。
理由としては、ラバーダムを装着するのに時間がかかる技術的な側面と、コストがかかることが理由と言われています。
当院では保険治療でも可能な限り使用するように努めています。
2 顕微鏡(マイクロスコープ)の使用
上は神経治療の成功確率を表した表です。
日本で初めて神経治療を行った場合、成功確立は約50%。
アメリカの専門医が行った場合90%の成功確立と言われています。
大きな違いはラバーダムとマイクロスコープを使用している点にあります。
マイクロスコープを使用する事で肉眼では見えない、神経の管の汚れを無くせる可能性が高くなります。
MB2:肉眼では発見しにくい神経の管も見つけることが可能です。
神経の管の消毒後は管の中に詰め物をして、最終的に被せ物は入れて細菌が再び入らないようにします。
当院では自費治療にはなりますが、マクロスコープ(手術用顕微鏡)を用いた治療も行っております。
▶︎神経治療をした後になかなかスッキリしない方
▶︎被せ物を長持ちさせたい方
▶︎大切な歯で一生食事を楽しみたい方
是非一度ご検討ください!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました♫
阪急京都線「摂津市駅」から徒歩30秒!エル歯科クリニック
https://elleshika.com/
院長 負門 直樹
・大阪SJCD会員
・NHK会員
・GPO会員
・i6会員 ・CIAO会員
・FSC副会長 ・AXIS会長
・日本口腔インプラント学会会員
・日本歯周病学会会員
・日本顎咬合学会会員(認定医)
・日本小児口腔発達学会
・インビザライン認定医