根管治療
むし歯が進行してしまった
場合に行う治療です
根管治療とは、むし歯が進行してしまった場合に行う治療のことです。
専用の器具を使用して根管内の細菌を掃除します。
根管に細菌が残ったままになってしまうと、膿んでしまったり、炎症を起こしてしまうので、再治療にならないためにも丁寧に治療を行うことが大切です。
このような場合はご相談ください
- むし歯を放置していた
- 歯肉から膿がでる
- 他院で根管治療をしたが再発した
- 抜歯するしかないと他院で言われた
- 治療しているがなかなか症状が改善しない
当院の根管治療
マイクロスコープを使用した
精密な根管治療
当院では治療にはマイクロスコープを使用します。
マイクロスコープを使用することにより、従来指先の間隔に頼って行っていた治療が、拡大視野のもと、目で見て行うことが可能になり、治療の精度も飛躍的に向上するようになりました。
※ご希望の方には自費診療にてご提供いたします。
根管治療の成功率の違い
最初の 治療 |
2回目の 治療 |
|
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マイクロスコープを使用した 高水準な治療 |
90% | 70% |
日本の保険治療 | 50% | 30% |
治療の流れ
神経をとります
歯の神経を取った後に根の長さを測ります。
根管内の掃除
汚染された歯の根の部分を掃除してキレイにします。
薬の充填
根の中に薬を入れて消毒します。
密封
消毒が終わりましたら薬などを入れて密封します。
土台の設置
症例によっては金属の土台を入れます。
治療終了
冠を被せて治療終了です。
治療後の注意点
- 術後に痛みが出る場合があります。
- 治療には時間がかかります。通常は5程度の通院です。
- 必ず最後まで治療を行うようにしてください。
- 仮蓋は欠けることがあります。一部が欠ける程度は問題ありません。
歯髄保存療法
重症化したむし歯でも
神経を抜かずに治療
これまでは、むし歯が神経まで冒され重症化した場合、神経を抜く根管治療か抜歯しか選択肢はありませんでした。
しかし、近年神経を抜かずにむし歯を治療する歯髄保存療法という治療方法が登場しています。
すべての症例に適応することはできませんが、神経を可能な限り抜かずにむし歯治療を行うことができます。
歯髄をとった場合に起こり得ること
むし歯の発見が遅れる
むし歯が再発した場合しみる、痛むといった神経からのサインが無くなります。
歯が割れやすくなる
神経を取り除く前に比べて、噛んだことを感じる力は約2倍必要といわれています。また、被せ物を作製するために歯を多く削ることから歯が割れるリスクが高まります。
根の先で膿みやすい
血管には細菌と戦うための免疫機構があります。血管を取り除くと免疫機構がなくなるため、感染しやすく根の先で膿む確立が高くなります。神経が生きている限り根の先で膿むことはありません。
- 術後に痛みが出る場合があります。歯を削ると痛むので、麻酔が切れると痛む場合があります。
- 痛みが続く場合は神経を取り除く処置へと移行します。神経を残せるか判断が難しい歯なので治療後、痛みが続く場合は神経が残せないという判断となり神経を抜く処置へ移行します。その場合においても、返金は出来かねますのでご了承ください。(精密根管治療をご希望される場合は2万円引きで治療させていただきます)
- 仮蓋は外れることがあります。ガム、キャラメル、お餅等の粘着性の食べ物はお控えください。
費用
マイクロスコープ使用料金
前歯 | 55,000円 |
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小臼歯 | 66,000円 |
大臼歯 | 77,000円 |
再治療の場合
前歯 | 88,000円 |
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小臼歯 | 99,000円 |
大臼歯 | 110,000円 |
MTA根充 | 55,000円 |
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アピコ(MTAとマイクロを用いて) | 55,000円 |
歯髄保存療法 | 55,000円 |
お支払方法
現金
クレジット
カード
デンタル
ローン