矯正LINE相談
WEB予約
Instagram

マウスピース矯正と
インプラント治療の
連携治療とは

口元の美しさ
噛み合わせの機能性
両立する最新の歯科治療

現代の歯科医療では、見た目の美しさだけでなく、機能性を重視した治療が求められています。
その中で注目されているのが、マウスピース型矯正(インビザラインなど)とインプラント治療を組み合わせた包括的なアプローチです。
本記事では、両者を連携させた治療のメリット、治療の流れ、そして実際の症例に基づいた臨床的なポイントをご紹介します。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製のアライナーを装着して歯を徐々に動かしていく矯正治療です。従来のワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、取り外しが可能なため、審美性・利便性ともに優れています。

主な特徴は以下の通りです。

  • 透明で目立たない
  • 口腔内の清掃がしやすく衛生的
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 矯正の痛みが比較的少ない

インプラント治療とは

歯を失った部分に、人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。ブリッジのように隣接歯を削る必要がなく、咀嚼機能の回復や審美性の面でも非常に優れた治療です。

インプラントは以下のような場合に適応されます

  • 歯を抜いた後、咀嚼機能を回復させたい場合
  • ブリッジや入れ歯では違和感が強い場合
  • 長期的に安定した補綴(ほてつ)治療を希望する場合

矯正とインプラント治療の連携の重要性

インプラントは動かすことができない人工歯であるため、矯正治療との順序や計画が非常に重要です。以下のようなケースで、マウスピース矯正とインプラント治療の連携が必要となります。

インプラント前の歯列矯正

失った歯のスペースが狭すぎたり、隣在歯が傾斜していたりする場合、矯正治療で歯の位置を整えた後にインプラントを行うことで、より正確な位置に埋入が可能になります。これにより、咬合バランスのとれた長期的な安定が見込めます。

インプラント後の部分矯正

既にインプラントが埋入された患者様であっても、他の天然歯の位置に問題がある場合には、インプラントを固定源(アンカー)として部分的な矯正を行うこともあります。これにより、他の歯の位置を効率的に動かすことができます。

マウスピース矯正とインプラント連携治療の流れ

1. 精密検査と治療計画の立案

 CT、口腔内スキャン、セファロ分析などを用いて、矯正とインプラント双方の治療計画を立てます。

2. 矯正治療の開始

 歯列を整え、インプラント埋入に適したスペースを確保します。

3. インプラント手術

 適切な位置・角度でインプラントを埋入します。

4. 最終補綴と噛み合わせ調整

 インプラント上部構造を装着し、咬合を微調整して治療完了です。

症例紹介:下顎両側3先天欠損に対してマウスピース矯正・インプラントを行った症例

40代女性。噛みにくい。前歯の歯並びが気になる事を主訴に来院されました。
マウスピース矯正により下顎両側3の先天欠如部分にスペースを確保し、同部にインプラント治療を行いました。

  • 期間:2年
  • 費用:矯正88万円(税込)+インプラント治療110万円(2本税込)

患者様は審美、機能共に満足度は非常に高く、定期メインテナンス中。



※矯正治療を用いて、先天的に歯がない部分にインプラント治療を行う為のスペースを作りました。

まとめ:一口腔単位で考える包括的治療

マウスピース矯正とインプラントを単体で考えるのではなく、「一口腔単位」で設計することが、より質の高い治療結果へとつながります。特にマウスピース矯正は、インプラント治療との相性が良く、デジタル技術との親和性も高いため、今後ますます連携治療が広がっていくと考えられます。

見た目だけでなく、機能性や長期的な健康を重視される方には、矯正+インプラントの連携治療が最適な選択肢となるでしょう。

まずは無料相談に
お越しください

完全予約制でお待たせしません
072-631-8241
受付:9:30~12:30 / 14:00~18:30 
休診:木/日/祝
エル歯科クリニック千里丘
大阪府摂津市千里丘東3丁目1−25