歯科医師
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最終更新日 : 2019年04月02日
定期健診

桜も開花し、東京ではすでに満開だそうですね。関西はまだ六分咲きでしょうか。来週あたりが見ごろかもしれませんね。
今回は定期健診の重要性についてお話ししたいと思います。定期健診の目的ですが、「①虫歯・歯周病・その他トラブルが起きていないかのチェック ②歯石や着色のお掃除 ③自宅での歯のケアのアドバイス」です。特に治療した歯は、治療していない歯に比べて虫歯になるリスクが高くなりますので、より定期健診が必要になります。仮に治療した歯が再度虫歯になっても、定期健診で見つかれば、小さい範囲で修復が可能な場合が多いです。
また日本と海外(スウェーデンやアメリカ)を比較してみると、歯科に対する目標設定が大きく異なります。日本では「悪いところを治す事が目標」、海外では「歯が出来るだけ長くもつ事が目標」です。つまり定期健診の受診率に大きな差があり、海外で80%以上、日本は2%しか受診していません。このこの結果、80歳になったときの歯の本数に差が生じ、海外では19本、日本では9本と言われています。
さらにトヨタ自動車関連企業の従業員約5万人を対象に、定期健診に年に2回以上行くグループと行かないグループに分けたところ、2回以上行くグループでは医療費(医科、歯科)を削減することができた。
つまり、定期健診に行くことでで、将来のご自身の身を守ることが出来、尚且つ医療費も削減できるのである。