歯科医師
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最終更新日 : 2018年10月01日
誤嚥とは

こんにちは。エル歯科クリニック千里丘 院長の増田です。
10月になり、過ごしやすい気候になりましたね。先月は地震や台風など天災が続いた1ヶ月でした。「備えあれば憂いなし」、日ごろからの準備が大切ですね。自然災害だけでなく、「仕事」や「人生」においても常に準備をしておく必要があるという教訓の出来事だったと思います。今回は「誤嚥」について話したいと思います。
誤嚥とは飲食物が気道に流入することで、誤って食道に飲み込む「誤飲」と区別されます。誤嚥する量が多いと気道を完全に塞ぎ、窒息する危険性があります。一方、飲食物が気道に流入すると無意識に咳をして吐き出す咳嗽(がいそう)反射が起こりますが、この反射が不十分だと誤嚥してしまいます。咳嗽反射が弱いとムセない「不顕性誤嚥」となり、判定が困難になります。誤嚥の評価には造影検査や内視鏡検査を行います。
誤嚥の予防には口腔ケア(細菌が気道に入らないように歯磨き等を行う)、姿勢のチェック(食事をする際に、足が床についているかどうか、背中が曲がっていないか、机は高くないかなど)、薬物療法(嚥下反射や咳嗽反射に関係するお薬を投与する)、食形態の工夫(硬さや形など)などがあります。