歯科医師
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最終更新日 : 2018年05月05日
乳歯の虫歯について

こんにちは。エル歯科クリニック千里丘 院長の増田です。

ゴールデンウィークも残すところあと2日ですね。みなさん、楽しいゴールデンウィークは過ごされていますでしょうか。2日間ほど天気がよくありませんでしたが、残りは晴天に見舞われましたね。僕も少しだけゴールデンウィークを楽しみました。
本日5日はこどもの日ですね。子供たちのために家族のみなさんは、おもちゃを買ってあげたり、どこかにお出かけされているのではないのでしょうか。

本日は子供の虫歯に関するお話を少ししたいと思います。子供は、赤ちゃんでも歯が生え始めたときから虫歯になるリスクがあります。年齢には個人差がありますが、乳歯から永久歯に生え変わる6歳くらいからが要注意です。なぜ、生え変わりのタイミングは虫歯になりやすいのでしょうか。
【理由1】上下の歯がうまく噛み合わない状態だから
物を食べるとき、私たちは上下の歯で食べ物をすりつぶすように噛み合います。この上下の歯がすり合う(食べ物をすりつぶす)ときに、歯の噛む面に付着した食べカスはほとんどが自浄作用により自然と落ちるようになっているのです。歯が生えてきた子供も大人と同じように噛み合いますが、乳歯が抜けて永久歯が少しだけ顔を出している状態では、対向する歯と噛み合うことができません。また生えたての永久歯は表面が未完成になっていることもあります。つまり、歯の表面にたくさんの食べカスが残ってしまいます。これが、虫歯のリスクを高めてしまう原因になるのです。
【理由2】乳歯と永久歯とでは大きさが異なるから
永久歯は乳歯に比べて大きくなります。つまり、生え変わりのタイミングでは、口の中の所々で大きさの異なる歯が生えている状態になり段差が生じます。すると、どうしても歯ブラシが届きにくい場所ができてしまい、磨き残しが発生して、虫歯菌の温床となってしまうのです。
【理由3】大人による仕上げ磨きをしなくなるから
子供が小さいうちは保護者が仕上げ磨きをしますが、小学校に上がるころから徐々に子供でも一人で歯磨きができるようになりますので、大人がチェックする機会が減っていくご家庭もあるかと思います。とはいえ、小学生の歯磨きでは十分に汚れを落とすことは難しいでしょう。